水球日本代表稲場晴香選手が、塩谷建設に入社  仕事と競技の両立で五輪目指す その経緯とは

2026.03.31
レポート

3月30日、塩谷建設(富山県高岡市)は、水球日本代表の稲場晴香選手を4月1日付でアスリート社員として採用することを発表した。稲場選手は、富山北部高校出身で、昨年3月、千葉県の秀明大学を卒業、2025年世界選手権に日本代表のゴールキーパーとして出場し、8位入賞に貢献した。

稲場選手は、大学卒業後、滋賀県の国体選手となったが、契約は1年。アスリートしての将来のキャリアに不安を感じて、ドリームキャリア富山に相談した。ドリームキャリア富山では、引退後の長い人生を見据え、仕事と競技の両立を目指すデュアルキャリアを提案、現役時代は練習環境が整う母校で活動して五輪を目指し、将来は地元の富山の戻りたいとの希望から、富山に本社があり、東京での勤務を実現できる企業を探し、今回のマッチングにつながった。塩谷建設では、ハンドボールチームの富山ドリームスの選手を本社でデュアルキャリアで採用した実績があり、今回、東京支店では、初のデュアルキャリア採用となった。塩谷建設では、時短による平日の練習時間の確保や遠征にも参加できるような勤務形態になるように配慮している。記者会見で、稲場選手は、「このような形で、競技を続けていけるのも会社の支えがあってこそなので、これからは仕事と水球をより一層がんばっていきます」と決意を語った。