医師と自転車選手の二刀流、デュアルキャリアの価値を講演
2024.12.22
12月21日、富山大学で、「仕事×スポーツ デュアルキャリアで描く未来とは」と題してセミナーを開催した。講師の滝川陽希さんは、南砺市上平診療所で医師として働きながら自転車競技選手として活躍し、それぞれでトップを目指す葛藤について講演。医師としての仕事に重きをおくか、競技の重きをおくか、揺れる気持に向き合いながらここまできた自身の経験を紹介したうえで、二刀流の言葉の意味を宮本武蔵の二刀流からひもとき、ふたつのことに取り組むことによって、自分自身の力を最大限に発揮できる戦略、手段であって、そこに唯一無二の価値があると話しました。そのあとのパネルデスカッションでは、富山大学教育学部の神野賢治准教授がコーディネーターとなって、滝川さん、一般社団法人富山ドリームス代表理事徳前紀和、富山銀行所属の陸上競技選手福島聖さんがパネラーとなって、デュアルキャリアの課題と可能性について参加者を交えて意見を交換しました。